福岡県 3月7日まで営業時間短縮要請などは緩和しながら継続へ

緊急事態宣言の解除決定を受けて、福岡県は26日夜、対策本部会議を開き、再び感染が拡大しないよう、来月7日まで営業時間短縮の要請などは緩和しながら継続することを決めました。

福岡県は、緊急事態宣言が今月末の28日で解除されることが決まったことを受けて、対策本部会議を開きました。

そして、再び感染が拡大しないよう来月1日から7日まで措置は緩和しながら継続することを決定しました。

具体的には、飲食店などに営業時間を午後8時までに短縮するよう求めている要請を午後9時までとし、酒類のオーダーは午後8時半までとするよう要請するとしています。

一方、営業時間短縮の要請に応じた飲食店などに支給している協力金は、1日6万円から4万円に減額するということです。

県民に対しては引き続き、通院や食料・生活必需品の買い出し、職場への必要な出勤などを除き不要不急の外出自粛を要請し、特に午後9時以降は徹底するよう求めるとしています。

また、出勤者の7割削減を目指すことも含め、在宅勤務などの推進は引き続き要請するとしています。

服部副知事は記者会見で「新型コロナウイルスの感染が完全に収束したわけではなく、県民や事業者への要請は継続せざるをえない。リバウンドを防ぐことが最も重要で、引き続き力を合わせて頑張る必要がある」と述べました。