丸川女性活躍相 夫婦別姓に慎重文書「一議員としての考え」

丸川女性活躍担当大臣は、就任前の先月、自民党の有志の国会議員と連名で、選択的夫婦別姓の導入に慎重な対応を求める文書を地方議員に送ったことについて「一議員としての考えだ」と述べたうえで、担当大臣として男女共同参画を推進していく考えを示しました。

大臣に就任する前の丸川女性活躍担当大臣ら、自民党の有志の国会議員は、選択的夫婦別姓の導入に賛同する意見書が地方議会で採択されることがないよう、慎重な対応を求める文書を、先月、地方議員に送っていました。

これについて、丸川大臣は、閣議のあとの記者会見で「私の一議員としての考えだ。一議員として、どういう考えを持っているかは、今まで役所の皆さんに伝えたことはなく、私の考えが邪魔することがあってはならない」と述べました。

そのうえで「男女共同参画の推進の先頭に立っており、今回、私が大臣の職に就いた経緯を考えると、何としてでも国際社会の理解を得なければいけないという思いだ」と述べ、担当大臣として男女共同参画を推進していく考えを示しました。

共産 田村政策委員長「男女共同参画を阻害」

共産党の田村政策委員長は、記者会見で「国会議員が行使してはいけない圧力であり地方自治を理解しているのかと指摘せざるをえない。『選択的夫婦別姓』を求める当事者の声に応えず、圧力をかけるような方を男女共同参画の担当大臣にすることが適材適所なのか。また、政策を阻害することにならないか。菅総理大臣に問いただしたい」と述べました。