大相撲 白鵬 合同稽古 最終日も30番 春場所に向け精力的に調整

新型コロナウイルスに感染して初場所を休場した横綱 白鵬は、25日も合同稽古で30番の相撲を取り、来月の春場所に向けて精力的に調整しました。

横綱 白鵬は、先月5日に感染が確認され、初場所を休場しましたが、東京 両国の国技館で行われる春場所への出場に向けて先週から稽古を再開しています。

国技館の相撲教習所で行われている合同稽古は25日が最終日で、白鵬や高安など合わせて9人の関取が参加しました。

白鵬は、前頭3枚目の阿武咲を指名して相撲を取り、体の回復ぶりを確かめるように鋭い当たりを正面から受け止め、四つに組んでの寄りや投げ、それに突き押しなど、さまざまな取り口を見せました。

24日と同じ30番を取って精力的に調整し、20勝10敗でした。

白鵬は阿武咲を指名したことについて「骨があるというか、勢いがある相手だし『押させる』という稽古ができた。そうすると土俵勘というか、そういうものが必要とされるし、戻ってくる」と振り返りました。

合同稽古を終えて「稽古ができるとは思わなかったが、環境を変えて体が温まっていくうちに、やろうという風になった。来てよかったと思います」と成果を口にしていました。

一方、春場所に進退をかける覚悟を示している横綱 鶴竜は、23日までの4日間、合同稽古に参加していましたが、24日と25日は姿を見せませんでした。

また、初場所を負け越して、角番で春場所を迎える大関 貴景勝も合同稽古には参加せず、東京 板橋区に移転した常盤山部屋でぶつかり稽古に胸を出すなどして調整をしました。

貴景勝は「先場所は二度と来ないわけですから、切り替えて一生懸命やるだけです」と話していました。