パラ代表選考クロスカントリースキー 出来島桃子が優勝2冠達成

来年の北京パラリンピックの代表選考を兼ねたクロスカントリースキーのジャパンカップで、5大会連続のパラリンピック出場を目指す46歳のベテラン、出来島桃子選手が優勝し、2冠を達成しました。

この大会は、来年の北京パラリンピックの各国の出場枠を決めるポイントを獲得できる重要な大会で、出来島選手は札幌市の白旗山競技場で行われた大会最終日の25日、5キロフリーの立って滑るクラスに出場しました。

ピョンチャンパラリンピックの男女混合リレーで4位に入賞した、出来島選手は24日は10キロのレースで優勝していて、25日は2.5キロを2周するレースで序盤から速いペースを保ち、1周目の終盤には30秒早くスタートした選手を追い抜きました。

そして「きのうは体が動かなかった」という終盤の登りでも力強い滑りを見せ、障害に応じた係数をかけたタイムで18分31秒20として、今大会2冠を達成しました。

出来島選手は「ことしは例年以上に合宿があり、その成果が出た。まだ伸びしろはあると思うので、無理をせずマイペースで頑張りたい。北京パラリンピックではすっきり終われるようにやりきりたい」と話していました。

日本障害者スキー連盟は、大会の中止が相次いだため中断していた日本代表の選考をこの大会から再開し、来月中旬からフィンランドで行われるワールドカップに強化選手を派遣する方針で、出来島選手も出場する予定だということです。