東京 新型コロナ 23人死亡 340人感染確認 19日連続500人下回る

東京都内では、25日新たに340人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、19日連続で500人を下回りました。

また、都は、感染が確認された60代から100歳代の23人が死亡したことを明らかにし、このうち14人は医療機関や高齢者施設で感染したということです。

東京都は、25日都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて340人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1日の感染確認が500人を下回るのは19日連続です。

年代別は、
▽10歳未満が13人、
▽10代が15人、
▽20代が62人、
▽30代が50人、
▽40代が65人、
▽50代が48人、
▽60代が25人、
▽70代が30人、
▽80代が22人、
▽90代が10人です。

25日の340人のうち、およそ47%に当たる159人は、これまでのところ感染経路が分かっていないということです。

一方、感染経路が分かっている濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が最も多く74人、次いで「施設内」が66人、「職場内」が17人、「会食」が8人などとなっています。

このうち「施設内」では、13の医療機関で患者と職員合わせて27人、12の高齢者施設で利用者と職員合わせて35人の感染が確認されました。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて11万740人になりました。

また、25日時点で入院している人は24日より70人減って1812人でした。

「現在確保している病床に占める割合」は36.2%です。

このうち、都の基準で集計した25日時点の重症の患者は24日より2人増えて71人で、重症患者用の病床の21.5%を使用しています。

また、都は、感染が確認された60代から100歳代の男女合わせて23人が死亡したことを明らかにしました。

このうち14人は、医療機関や介護老人保健施設などの「施設内」で感染したということです。

このほか、家庭内での感染が4人、感染経路がまだ分かっていない人は5人でした。

これで都内で死亡した人は合わせて1325人になりました。