パラ代表選考クロスカントリースキー 川除大輝が今季初優勝

来年の北京パラリンピックの代表選考をかねたクロスカントリースキーのジャパンカップで、おととしの世界選手権を制した20歳の川除大輝選手が12.5キロフリーの立って滑るクラスで優勝し、今シーズン初勝利をあげました。

障害者スキー、クロスカントリーのジャパンカップは23日から札幌市の白旗山競技場で行われていて、来年の北京パラリンピックの各国の出場枠を決めるポイントを獲得できる重要な大会です。

新型コロナウイルスの影響でワールドカップなどの中止が相次ぎ、中断していた日本代表の選考もこの大会から再開され、2日目の24日は、ピョンチャンパラリンピックの金メダリストで40歳の新田佳浩選手やおととしの世界選手権で優勝した20歳の川除大輝選手が12.5キロフリーの立って滑るクラスに出場しました。

レースでは、新田選手が序盤で大会前に痛めた腰の違和感を訴えて途中棄権しましたが、伸び盛りの川除選手は後半も減速の少ない安定した滑りを見せ、障害に応じた係数をかけたタイムで37分30秒40として優勝しました。

川除選手は、レース経験を積むため健常者にまじって大会に出場していますが、障害者スキーの大会は今回が今シーズン初めてで、最終日の25日は7.5キロフリーに出場し2冠をねらいます。

川除選手は「登りから下りへ移行するところでタイムロスをしないように意識した。大会がなかなか開けない中だが、感謝の気持ちをもって戦い、北京パラリンピックでは小さい頃から憧れていた新田選手と表彰台に乗るという目標を果たしたい」と話していました。