NASA “火星の音”を初公開 探査車が降下中の映像も

NASA=アメリカ航空宇宙局は、火星探査車「パーシビアランス」が火星への降下中に撮影した動画や、火星で初めて録音したとする音を公開しました。

NASAは、今月18日に火星に着陸した探査車「パーシビアランス」から送られてきた映像や録音を22日に公開しました。

火星への降下中に撮影された映像には、探査車を載せた機体が時速およそ2万キロで大気圏に突入したあと、パラシュートが開く瞬間や、摩擦熱から探査車を守る部品が外れる様子、それに探査車がワイヤーでつり下げられて地表に降ろされエンジンの噴射で土ぼこりのようなものが巻き上がる様子などが、鮮明に記録されています。

また、探査車に搭載されたマイクが火星の地表で録音した音も公開されました。

録音から探査車自体が出す音を消去すると、風がマイクにあたっているような音が聞こえます。

NASAは「初めて録音された火星の音で、風の音だ」としています。

探査車「パーシビアランス」で着陸後に行われている、搭載した機器の点検などはおおむね順調に進んでいるということです。

点検が終わりしだい「パーシビアランス」は春にも超小型ヘリコプター「インジェニュイティ」の飛行試験を開始し、その後およそ2年にわたる生命の痕跡を見つけるための探査を始める予定です。