
コロナワクチン接種受けた医療従事者1人 副反応の疑いある症状
新型コロナウイルスのワクチンの接種を受けた医療従事者1人に、副反応の疑いがある脱力などの症状が新たに確認されました。
アメリカの製薬大手ファイザーのワクチンについて、厚生労働省は今月17日に医療従事者への先行接種を始めて以降、接種との関連が否定できない副反応が疑われる重篤な症状があれば報告するよう、医療機関などに求めています。
厚生労働省によりますと、接種を受けた1人について、手足が上がらない「脱力」や「発熱」の症状が確認されたと、22日、報告が寄せられたということです。
症状が確認された人の年代や性別、詳しい症状の程度は明らかにしていません。
22日午後5時までに接種を受けた1万1934人の医療従事者のうち、副反応の疑いがある症状が報告されたのは3人で、厚生労働省は接種との関連があるか専門家会議で検証することにしています。