栃木 足利で山火事 付近の54世帯に避難勧告

21日に山火事が発生した栃木県足利市では、23日になっても火が消えず、市は強風の影響で延焼のおそれがあるとして付近の54世帯に避難勧告を出しました。

栃木県によりますと、21日午後3時半ごろ、足利市西宮町で山火事が発生し、ヘリコプターで上空から水をまくなどしましたが2日たっても火は消えておらず、消防や自衛隊が消火活動を続けています。

23日は現場周辺で強風が吹いていて住宅地への延焼のおそれがあることから、足利市は23日午後、避難勧告を出し、付近の54世帯に避難を呼びかけています。

市では「足利市さいこうふれあいセンター」に避難所を設けていて、これまでのところ、けが人はいないということです。

足利市によりますと、消火活動は日没で切り上げ、24日以降については市の災害対策本部会議で検討するということです。

避難者「早く帰りたい」

市が開設した避難所「さいこうふれあいセンター」には23日午後5時の時点で13人が避難していました。

近くに住む90代の男性は「おととい、きのうは山火事がそこまで広がる気配はなかったが、きょうの風の影響で煙が横に流されていて、これはまずいと思った。避難勧告の情報を知ってここに避難してきた」と話していました。

また、今後については「いち早く消火してもらいたい。自分の家が一番落ち着くので、早く帰りたいです」と話していました。