旅客機部品落下 韓国でも同型エンジンのボーイング機 運航停止

アメリカで20日、飛行中の旅客機からエンジンの部品が落下したことを受けて、韓国の大韓航空とアシアナ航空は同じ型のエンジンを搭載するボーイングの機体の運航を停止することを決めました。

アメリカ西部コロラド州デンバーの近郊で20日、飛行中だったユナイテッド航空のボーイング777型機のエンジンが損傷し、住宅地に部品が落下しました。

これを受けてボーイングは、FAA=アメリカ連邦航空局が適切な点検の手順を定めるまで同じ型のエンジンを搭載する777型機の運航を休止するよう航空会社に呼びかけました。

こうした中、韓国の大韓航空は23日、同じ型のエンジンを搭載している16機すべての運航の停止を決めたことを明らかにしました。

韓国ではアシアナ航空も22日から9機すべての運航を停止しています。

また、韓国メディアによりますとLCC=格安航空会社のジンエアーも4機保有していて現在、対応を検討しているということです。

このトラブルをめぐっては、日本の国土交通省が国内の航空会社に対し同じエンジンを搭載する同型の旅客機の運航を停止するよう指示しています。

韓国の国土交通省 同型機の点検指示

韓国の国土交通省は23日、エンジンの部品が落下した旅客機と同じ型のエンジンを搭載するボーイング777型機の点検を行うよう、国内の航空会社に指示したと発表しました。

対象となるのは、
▼大韓航空の16機、
▼アシアナ航空の9機、
▼ジンエアーの4機で、
主な目的は「ファンブレード」と呼ばれる内部の羽根の状況を確認することだと説明しています。

今後、点検によって機体が安全性を満たしていないと判断した場合は、運航を禁止するということです。