コンゴでイタリア大使ら死亡 武装勢力がWFP車両襲撃

アフリカ中部のコンゴ民主共和国でWFP=世界食糧計画の車が武装勢力に襲撃され、学校給食の視察に向かっていたイタリア大使ら3人が死亡しました。

イタリア政府などによりますと、コンゴ民主共和国の東部で22日、WFP=世界食糧計画の車が武装勢力に襲撃されました。

この襲撃で現地に駐在するイタリアのアッタナシオ大使ら(43)3人が死亡したということです。

WFPによりますと、アッタナシオ大使らはWFPが行っている学校給食プログラムの視察に向かっていたということです。

イタリアのディマイオ外相は、「すべての関係機関を動員して、この卑劣な襲撃の真相についてできるだけ早く明らかにする」と厳しく非難しました。

コンゴ民主共和国では事件が起こった東部で地下資源の利権などをめぐり政府軍と複数の武装勢力との間での戦闘が続いています。

WFPはこの地域で困難な状況に置かれている人たちに食料を届ける「命をつなぐ」活動を強化し、こうした紛争地での平和に向けた貢献が評価され、去年、ノーベル平和賞に選ばれました。