楽天 「“二”ッコリ」縁起担ぎ 手締めでキャンプ打ち上げ

プロ野球・楽天は、およそ3週間に及んだ沖縄キャンプを、22日打ち上げました。石井一久監督は、田中将大投手の8年ぶりの復帰などで注目されたキャンプについて、「ほかの選手たちも見られることでパフォーマンスを上げることができたと思う」と手応えを感じていました。

楽天の1軍が今月1日から沖縄県金武町で行ってきたキャンプは、22日、最終日を迎えました。

8年ぶりに楽天に復帰し、今月6日から合流した田中投手は、ほかのピッチャー10人と一緒に守備練習で汗を流しました。

「全員が2回連続で捕球できたら終了」という指示を受けたあと、いちばん最後の田中投手が取れば終わりというところで、打球が目の前で大きくイレギュラーする不運もあって取り損ね、悔しがる一幕もありました。

このあと田中投手はキャンプで6回目のブルペンに入り、ストレートのみ24球を軽めに投げて、フォームを確認しました。

最終日のチーム練習は4時間余りで終わり、選手や首脳陣などがグラウンドに集まりました。

そして「優勝してみんなで“二”ッコリできるように」という縁起担ぎで、2月22日の午後2時22分に手締めを行い、およそ3週間に及んだキャンプを締めくくりました。

石井監督は、田中投手やドラフト1位ルーキーの早川隆久投手の加入で注目されたキャンプについて、「ファンの皆さんや沖縄の人たちに見てもらえなかったのはすごく残念だったが、ほかの選手たちもメディアに見られることで、パフォーマンスを上げることができたと思う」と手応えを感じていました。

早川隆久投手 開幕から先発ローテーションに加わる見通し

プロ野球・楽天のドラフト1位ルーキー、早川隆久投手が、開幕から先発ローテーションに加わる見通しになりました。

これは22日、沖縄県金武町で行われてきた楽天の1軍キャンプの最終日に、石井一久監督が明らかにしました。

この中で石井監督は、先発ローテーションに入れるピッチャーとして、田中将大投手、涌井秀章投手、岸孝之投手、則本昂大投手という実績のある4人に続いて、早川投手の名前をあげました。

そのうえで、「ドラフト会議の時から『このくらいはできるだろう』と思って指名したが、まだ余力があると感じる。シーズンに入れば、うまくいかないことも出て絶対に苦労すると思うが、それも全部はね返す力があるピッチャーだと思う」と期待を寄せていました。

早川投手は、最速155キロのストレートと多彩な変化球が持ち味の左ピッチャーで、20日、プロ入り後初めての実戦登板となった日本ハムとの練習試合で、4番の中田翔選手から三振を奪うなどルーキー離れした安定感で2回を無失点におさえました。

早川投手は「先発ローテーションに入る自覚をしっかりもって、自分としてできることを全力で続けていきたい」と意気込んでいました。

その早川投手は、22日のキャンプ打ち上げで、周りの選手たちが白のユニフォーム姿の中、ただ1人えんじ色の練習着を着て、田中将大投手の隣で一本締めに加わりました。

これについて早川投手は「次の遠征先の静岡に送る荷物に白いユニフォームを入れてしまい、持ってくるのを忘れました。周りの先輩に『田中投手の隣にいれば、カメラに抜かれるから』と言われました」とてれ笑いを浮かべていました。