出生数が過去最少を更新 死者数は11年ぶりに減少 厚労省

去年1年間に生まれた子どもの数は、全国で87万人余りと過去最少を更新したことが厚生労働省のまとめでわかりました。一方、死亡した人の数は11年ぶりに減少しました。

厚生労働省が公表した速報値によりますと、去年生まれた子どもの数「出生数」は87万2683人で、おととしを2万5917人下回り、明治32年に統計を取り始めてからの過去最少を更新しました。

一方で、去年1年間に死亡した人の数は138万4544人で、おととしより9373人減りました。高齢化を背景に増え続けていた死亡者の数が減少したのは11年ぶりです。

出生数から死亡数を差し引いた人口の減少数=「自然減」は51万1861人となっています。

また、結婚の件数は53万7583組で、おととしより7万8069組減り減少率は12.7%と70年余り前の昭和25年以来の大幅な減少となっています。

厚生労働省は「12月の出生数が減っていて春先の新型コロナウイルスの感染拡大が影響した可能性がある。一方で、マスクや手洗いなどの感染予防策が死亡数の減少に貢献した可能性もある」としています。