佐賀藩の藩主つとめた鍋島家に伝わるひな人形 展示会開かれる

来月3日の桃の節句を前に佐賀藩の藩主をつとめた鍋島家に伝わる、ひな人形やひな道具の展示会が佐賀市で開かれています。

「鍋島家の雛祭り」と題した展示会は、佐賀市の徴古館で開かれていて、鍋島家に伝わるひな人形など750点余りが展示されています。

このうち「花車引御台人形」は、13代当主・直泰の妻・紀久子の初節句を祝って、祖父母にあたる明治天皇と皇后から贈られたひな飾りです。

男の子の人形のほかに幸福や繁栄を願って松や竹、そして鶴や亀が表現されています。
また、12代当主・直映の妻・禎子の嫁入り道具とみられる、ひな道具は170点余りが純銀で作られ、琵琶の弦など細部のつくりの精巧さから、当時の職人の技術の高さを伺うことができます。
徴古館の鍋島房子さんは「鍋島家で実際に飾られていたひな飾りを一堂に見ることができます。この時期にしか見ることができない、少し変わった人形や小さな道具類を見てほしいです」と話していました。

この展示会は、来月31日まで開かれています。