UAEで兵器見本市 イスラエルの企業も初出展 両国の関係深める

中東最大の兵器の見本市がUAE=アラブ首長国連邦で開かれ、UAEと国交正常化で合意したイスラエルの企業が初めて参加し、両国は兵器市場でも関係を深めています。

この見本市は、UAEの首都アブダビで21日から始まり、およそ60か国の兵器などを扱う企業が参加しています。

ことしは、UAEがアラブ諸国としては26年ぶりに対立関係にあったイスラエルと国交正常化で合意したことを受けイスラエルの企業が初めて出展しました。
イスラエル企業のブースには、自動小銃やドローンなどが展示され、多くのUAEの軍関係者が訪れて企業の担当者から説明を受けていました。

企業のイスラエル人の男性は「国交正常化を受けて2か月前にUAEに事務所を開いたばかりなので、顧客の開拓を進めたい」と話していました。

また、UAE企業の中にはイスラエルの製品を扱う企業もあり、両国は兵器市場でも関係を深めています。

ただ、新型コロナウイルスの影響でイスラエルが国外への渡航を制限したため、イスラエル人の参加は限定的なものとなりました。

UAEとしては、地域で影響力を強めるイランも念頭に、世界でも有数の軍事技術を持つイスラエルとの関係を深め、自国の軍事力の強化につなげたい考えです。