学生が開発 超小型衛星搭載の宇宙船 打ち上げ成功を喜ぶ 室蘭

北海道室蘭市の室蘭工業大学などの学生が開発した超小型衛星を積んだ宇宙輸送船が21日未明、アメリカで打ち上げられ、学生たちが成功を喜びました。

室蘭工業大学と大阪府立大学が共同開発したのは、高さが20センチ、幅と奥行きが10センチ、重さが2.4キロの超小型衛星で、「ひろがり」と名付けられています。
「ひろがり」を積み込んだ宇宙輸送船を載せたロケットは、日本時間の21日午前2時半すぎ、アメリカ・バージニア州で打ち上げられ、室蘭工業大学では開発に携わった学生たちが現地の中継映像をスクリーンに映し出して見守りました。

輸送船が予定どおりロケットから切り離されて軌道に投入され、打ち上げの成功を確認すると、学生たちは両手を上げたり拍手をしたりして喜んでいました。

輸送船は、日本時間の22日午後国際宇宙ステーションに到着する予定で、「ひろがり」は来月、宇宙空間に放出されたあと、畳んだ状態で積まれたパネルを広げる実験などが行われるということです。

室蘭工業大学4年の佐藤伸成さんは「打ち上げがここまで胸にじんと来るとは思っていませんでした。室蘭の誇りを持って、最後まで取り組んでいきたいです」と話していました。