尖閣沖 領海侵入の中国船 夜に退去も接続水域航行 海保が警戒

沖縄県の尖閣諸島の沖合で、21日朝から日本の領海への侵入を繰り返した中国海警局の船2隻が、夜になって領海から出ました。この2隻を含む合わせて4隻が、現在も領海のすぐ外側にある接続水域を航行していて、海上保安本部が警戒を続けています。

第11管区海上保安本部によりますと、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船4隻のうち2隻が、21日朝5時前、尖閣諸島の久場島の沖合で日本の領海に侵入しました。

この2隻は、日本漁船に接近する動きを見せ、漁船の動きに合わせるように6時間余りにわたって領海内を航行したあと、午前11時すぎに領海を出て領海のすぐ外側にある接続水域での航行をほかの2隻とともに続けていました。

しかし午後1時半すぎ、再び同じ2隻が大正島の沖合で領海に侵入し、およそ6時間半にわたって航行したあと、午後8時すぎに領海を出ました。

午後8時20分現在、この2隻は大正島の南南東およそ25キロの接続水域を航行しているほか、ほかの2隻も大正島の南西およそ29キロの接続水域を航行しているということで、海上保安本部が警戒を続けています。