高校野球 「決勝」もタイブレーク制導入

高野連=日本高校野球連盟は、延長戦で決着をつけやすくするタイブレーク制度を、これまで対象外だった春夏の甲子園や地方大会の決勝でも導入することを決めました。

高校野球では、選手の負担軽減を図るため、3年前のセンバツ大会から延長13回以降、ノーアウト一塁二塁から攻撃を始める、タイブレーク制度が導入されました。

しかし、優勝がかかる決勝については「対象外にしてほしい」という声もあったため、延長15回まで通常どおりのルールで行い、決着がつかない場合は、引き分け再試合としていました。

高野連は19日、理事会を開き、タイブレーク制度が浸透してきたとして、これまで対象外だった春夏の甲子園や地方大会の決勝についても、導入することを決めました。

センバツから導入

来月19日に開幕する、ことしのセンバツ高校野球が、新しいルールの下で行われる最初の大会となります。

また理事会では、去年春から3年間の試行期間を設けたうえで、1人のピッチャーの投球数を1週間で500球以内とする球数制限について、効果を検証するためのワーキンググループを新たに発足させました。

球数制限を導入する際の有識者会議にも参加していた、高野連の医科学委員で、整形外科が専門の正富隆医師など14人がメンバーで、再来年3月まで、年3回程度の会議を行い、指導者の意識向上に向けた施策などについても議論する計画です。

高野連の小倉好正事務局長は「いずれも選手の負担軽減のための方策で、都道府県の高野連と情報交換しながら、選手のけが予防につなげていきたい」と話しています。