丸川五輪相 “島根の聖火リレー 実施へ理解得たい”
新型コロナウイルスの感染拡大で、島根県の丸山知事が県内での聖火リレーを中止せざるをえないという考えを示したことについて、丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣は感染対策に全力を尽くし、実施への理解を得たいという考えを示しました。
島根県の丸山知事は17日、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、東京オリンピックを開催すべきではないとして、ことし5月に県内で行われる聖火リレーについても、このままの状況が続けば中止せざるをえないという考えを表明しました。
丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣は、衆議院予算委員会で「国としては、まず感染拡大の防止と感染症対策に全力を尽くして、ご理解をいたただくということだ」と強調しました。
そのうえで「組織委員会と、地域の実行委員会の議論をしっかりとサポートしていきたい」と述べ、聖火リレーの実施に理解が得られるよう、政府としても働きかけていく考えを示しました。