東京都 自宅療養のコロナ感染者を24時間態勢でフォロー

東京都は、新型コロナウイルスに感染して自宅で療養する人に健康観察などを行う様子を、報道機関に公開しました。

都は、新型コロナウイルスに感染して自宅で療養する軽症や無症状の人に対する健康観察や医療相談を、民間に委託して、24時間態勢で行っています。

都が公開したのは、こうした業務を行う「フォローアップセンター」で、看護師や保健師およそ40人が、電話やLINEで療養者に健康状態などを聞き取ったり、無料で食料を届ける調整を行ったりしていました。

都内で自宅療養する人は先月9000人を超えるなど、感染者数の増加とともに急激に増えましたが、その後は減っていて、17日の時点で980人でした。

東京都感染症対策部の鈴木倫之担当課長は「不安な気持ちを解消して、急変した場合に対応するなど、自宅療養者に安心してもらえるように運営していきたい」と話していました。