聖火ランナーつとめる女性 小学校で夢を持つ大切さ語る 甲府

障害者スポーツ「ボッチャ」に取り組み、東京オリンピックで聖火ランナーをつとめる女性が17日、甲府市の小学校を訪れ子どもたちに夢を持つことの大切さを訴えました。

17日、甲府市の石田小学校を訪れたのは、山梨県ボッチャ協会の副会長で東京オリンピックの聖火ランナーをつとめる田中千晶さんです。

田中さんは14年前に原因不明の病気で手足にまひがあり車いすで生活しています。

田中さんはまず5年生の児童50人余りと一緒にボッチャを体験し子どもたちはねらった的にボールが止まると歓声をあげて喜んでいました。

そのあと、田中さんが講演し、みずからが東京オリンピックの聖火ランナーなどに挑戦し続けていることを話し、努力して試練を乗り越えればその先にすばらしい世界が広がっているという意味の「雲外蒼天」ということばが書かれた色紙をその場で完成させました。

そのうえで「これから悲しいことやつらいことがあるかもしれないが、このことばを胸に、夢に向かってまっすぐ歩いてほしい」とメッセージを送りました。

参加した男子児童は「自分のできることに挑戦してきた田中さんの人生の話に感動しました」と話していました。

田中さんは、「子どもたちにはチャレンジする気持ちを持ち続けて、『できるんだ』という気持ちで前に進んでいってほしい」と話していました。