10月~12月のGDPきょう発表 新型コロナの影響から立ち直りは

新型コロナウイルスで落ち込んだ日本経済はどこまで持ち直してきたのか。内閣府は15日、去年10月から12月までのGDP=国内総生産を発表します。民間のエコノミストによる事前の予測では2期連続のプラス成長を見込んでいて、実際の結果が注目されます。

内閣府は15日午前8時50分に去年10月から12月までのGDPの速報値を発表します。

公益社団法人の日本経済研究センターがまとめた「ESPフォーキャスト調査」によりますと、民間のエコノミスト36人の予測の平均は物価の変動を除いた実質の伸び率が、年率換算でプラス7.97%となっています。

「Go Toキャンペーン」の効果などで「個人消費」が上向き、中国向けを中心に伸びた「輸出」などとともにGDPを押し上げるとみています。

前の期に当たる去年7月から9月までのGDPの伸び率は年率プラス22.9%で、民間のエコノミストの予測では2期連続のプラス成長を見込んでいます。

新型コロナウイルスの感染拡大で大きく落ち込んだ日本経済はどこまで持ち直してきたのか。日本経済の通知表ともされるGDPの実際の結果が注目されます。