楽天 ロッテと練習試合 石井一久新監督 初陣を白星で飾る

プロ野球 楽天は13日、キャンプで初めての練習試合を行い、若手の外野手とピッチャーが開幕1軍に向けて好アピールをして、石井一久新監督の初陣を白星で飾りました。

楽天は13日、キャンプ地の沖縄県金武町でロッテとの練習試合に臨み、ゼネラルマネージャーを兼任するいわば“全権監督”となった石井監督が、初めて指揮を執りました。

試合では、開幕1軍への「競争が熱い」ポジションとして石井監督が挙げていた外野手とピッチャーで、それぞれ若手がアピールしました。

このうち外野手では4回に3年目の辰己涼介選手が右中間を破るスリーベースでチャンスを作り、同じ3年目の外野手、小郷裕哉選手のタイムリーで先制点を挙げました。

さらに3年前の新人王で、ここ2年は不振やけがに苦しむ田中和基選手も1安打1打点と活躍し、外野手の新外国人選手が新型コロナウイルスの影響で合流の見通しが立たない中、レギュラーをねらう選手たちがそろって結果を出しました。

辰己選手は「アピールしないといけない立場なので、とにかく多くの結果を出せるようにやっていきたい」と次を見据えていました。

一方、投手陣では、石井監督がリリーフとして期待する池田隆英投手と津留崎大成投手がいずれも2イニングを無失点にまとめ、アピールに成功しました。

試合は楽天が8対3で勝ち、石井監督の初陣を白星で飾りました。

石井監督は初めての采配について「グラウンドに出るのは恥ずかしかったが、見よう見まねでやった」と振り返りました。

そのうえで「今は1軍に残れるかどうかのふるいにかける場として実戦に取り組んでいる。素質のある選手たちなので上を見て争ってほしいし、誰がそのポジションをつかみ取るか楽しみだ」とさらなる競争を促しました。