東京都 新型コロナ 新たに369人の感染確認 7日連続500人下回る

東京都は、13日都内で新たに369人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日の感染の確認が500人を下回るのは7日連続です。また、都は、感染が確認された60代から90代の男女11人が死亡したことを明らかにし、このうち6人は医療機関での感染でした。

東京都は、13日都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて369人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

都内で1日の感染の確認が500人を下回るのは7日連続です。

都の担当者は「都民のご協力で感染者は順調に減ってきているが、引き続き緊急事態宣言下だと意識して、不要不急の外出は控えていただきたい」と話しています。

13日の369人は、年代別では10歳未満が15人、10代が21人、20代が63人、30代が62人、40代が44人、50代が55人、60代が31人、70代が29人、80代が37人、90代が12人です。

369人のうち、およそ47%の175人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、およそ53%の194人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。

このほか、海外に渡航歴のある人が1人いるということです。

濃厚接触者の内訳は、「施設内」が最も多く73人、次いで「家庭内」が70人、「職場内」が10人、「会食」が8人などとなっています。

このうち「施設内」では、17の医療機関で患者と職員合わせて45人、16の高齢者施設で利用者と職員合わせて25人の感染が確認されました。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて10万6134人になりました。

また、13日時点で入院している人は12日より55人減って2445人でした。

「現在確保している病床に占める割合」は50%です。

このうち、都の基準で集計した13日時点の重症の患者は12日より2人増えて104人で、重症患者用の病床の33%を使用しています。

これまでに感染が確認された人のうち、自宅で療養している人は12日より107人減って1164人でした。

都が確保したホテルなどで療養している人は12日より21人減って482人で、医療機関に入院するかホテルや自宅で療養するか調整中の人は、12日より96人増えて1166人でした。

また、都は、感染が確認された60代から90代の男女合わせて11人が死亡したことを明らかにしました。

11人のうち8人は「施設内」で感染し、医療機関が6人でこのうち3人は同じ病院での死亡で、特別養護老人ホームなどの高齢者施設で2人が死亡しました。

このほか「家庭内」での感染が1人でした。

これで都内で死亡した人は合わせて1125人になりました。