河野規制改革相 ワクチン承認後に接種の詳細スケジュール説明

新型コロナウイルスのワクチン接種を担当する河野規制改革担当大臣は、来週半ばにも始める医療従事者を対象にした接種について、ワクチンの承認が下りれば、接種の詳細なスケジュールなどを説明したいという意向を示しました。

アメリカの製薬大手ファイザーが開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、承認の可否を判断する厚生労働省の専門家部会が12日夜、開かれる予定で、国内の治験でもウイルスの働きを抑える抗体の増加が確認されたことなどから、承認は了承される見通しです。

これに関連して、ワクチン接種を担当する河野規制改革担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、医療従事者を対象にした接種について「来週の先行接種の開始に向けて努力しているところだ。承認が前提であり、現状で何か申し上げられることはない」と述べました。

そのうえで「承認されたら、さまざまな報告をできるものがある」と述べ、ワクチンの承認が下りれば、医療従事者への接種の詳細なスケジュールなどを明らかにしたいという意向を示しました。