10都府県 引き続き医療提供体制がひっ迫

厚生労働省によりますと、緊急事態宣言が出されている10の都府県では、引き続き医療提供体制がひっ迫しています。

今月9日時点で最大で確保できる病床に占める重症者の使用率は
▽東京都で103%、
▽大阪府が62%,
▽埼玉県で26%、
▽千葉県で24%、
▽神奈川県で30%、
▽愛知県で36%、
▽岐阜県で20%、
▽兵庫県で57%、
▽京都府で22%、
▽福岡県で35%となっています。

厚生労働省は「重症者の減少は時間を要すると考えられ、診療と通常の医療との両立が困難な状態が続いている」としています。

また、今月3日の時点で自宅で療養していた人は
▽東京都で3123人、
▽埼玉県で2377人、
▽千葉県で4234人、
▽神奈川県で1528人、
▽愛知県で1234人、
▽岐阜県で0人、
▽大阪府で1646人、
▽兵庫県で0人、
▽京都府で791人、
▽福岡県で894人で
岐阜県と兵庫県を除いていずれも前の週から減少しました。

一方、宿泊施設の使用率は、
▽東京都で20%、
▽埼玉県で22%、
▽千葉県で30%、
▽神奈川県で15%、
▽愛知県で16%、
▽岐阜県で11%、
▽大阪府で27%、
▽兵庫県で36%、
▽京都府で11%、
▽福岡県で30%にとどまっています。