
オリックス 外国人投手 新型コロナに感染
プロ野球・オリックスは、大阪の球団施設で調整していた2年目のタイラー・ヒギンス投手が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
オリックスは9日、宮崎キャンプと大阪 此花区の球団施設で練習している選手やスタッフ全員を対象にPCR検査を行った結果、ヒギンス投手の陽性が確認されたということです。
ヒギンス投手には発熱などの症状はなく、11日から自宅で待機しているということです。
現在、保健所で調査を進めていますが、ヒギンス投手の練習をサポートしていたスタッフ2人についても球団は自主的に自宅待機としました。
一方、宮崎キャンプなどに参加している選手やスタッフは全員、陰性で、オリックスは宮崎キャンプと球団施設での練習は今後も継続することにしています。
ヒギンス投手は、先月17日にアメリカから日本に入国し、出国前と入国後の2回、PCR検査を受けましたが、いずれも陰性で、その後、先月31日までの2週間は自宅で待機していたということです。
そして、今月1日から9日まで大阪の球団施設で練習をしていましたが、自宅からの移動はすべてマイカーを使っていたうえ、会食などにも参加しておらず、今のところ、感染経路は分かっていないということです。
ヒギンス投手は来日2年目の29歳。
昨シーズンは中継ぎとして41試合に登板し、19ホールドをあげていました。