森会長発言 組織委 有識者から意見聞く会合 12日午後に開催

東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会は、森会長の女性蔑視と取れる発言について、理事会と評議員会の有識者から意見を聞く合同の会合を12日の午後に開くことを決めました。

大会組織委員会の森会長が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言したことをめぐっては、森会長本人が発言を撤回、謝罪しましたが、その後も国内外から批判が続いています。

こうした中、組織委員会は、森会長の発言について理事会と評議員会の有識者から意見を聞く合同の会合を12日の午後3時から開くことを決めました。

理事会は重要事項の決定や会長の選定などの権限を持ち、評議員会はその上部組織に当たりますが、今回の会合は合同の“懇談会”として開くため何かを決める場にはならないということで、リモートでの参加も可能としながら、さまざまな分野の有識者から今回の発言と今後の男女共同参画の取り組みについて意見を求めるということです。

会合は、組織委員会の御手洗冨士夫名誉会長を中心に取りまとめを行い、会合のあとには記者会見が行われる予定です。

群馬県 山本知事「1日も早く辞任していただいたほうがいい」

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の女性蔑視と取れる発言について、群馬県の山本知事は10日、自身の公式ブログで「政界の大先輩に対して、あまり失礼なことは言いたくない。出来れば、こんなブログも書きたくない。が、それでもあえて、こう申し上げたい。森会長には、この際、『1日も早く組織委員会の会長を辞任していただいたほうがいい』と思う。自分が最も恐れているシナリオは東京大会でメダルが期待される国外の有力な選手たちが森会長の発言に抗議して、東京五輪・パラリンピックへの出場辞退を表明することだ。たった1人、シンボルになるような選手がそうした行動をとった場合、『有力な選手が次々と後に続く』という最悪の事態を招きかねない。そうなる前に、きちっと決着をつけたほうがいい」などと書き込んでいます。

また山本知事は、森会長の発言について報道陣の取材に対し「日本のイメージを悪化させ、東京五輪・パラリンピックを控え国益を損ねたことも間違いない。五輪が成功裏に行われることは、知事としても大事だ」などと述べました。