プロ野球 沖縄のオープン戦は無観客の練習試合に

プロ野球12球団の代表者会議が開かれ、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、今月、沖縄県内で予定していたオープン戦を練習試合に切り替え、無観客で行う方針を確認しました。

プロ野球は今月23日から沖縄県内でオープン戦が始まり、来月2日からは各球団の本拠地などで試合を行います。

8日の会議では今月、沖縄県内で予定していた10試合について沖縄県が今月末まで県独自の緊急事態宣言を出していることなどを踏まえ、練習試合に切り替えて無観客で行う方針を確認しました。

今月23日の中日対広島は、すでに練習試合に変更されています。

また、来月のオープン戦は政府の緊急事態宣言が10都府県で来月7日まで継続されたことを受けて、対象地域ではその期間中、政府が示している5000人までという人数制限の範囲内で開催地の自治体と協議して観客数を決めるということです。

また午後8時以降の外出を控えるよう呼びかける自治体もあることから、宣言が出ている間のナイトゲームは試合開始時間を早めることを検討するとしています。

会議後の会見でNPB=日本野球機構の井原敦事務局長は「政府や自治体の緊急事態宣言における制限の内容を順守したうえで、自治体と連携、協議しながらオープン戦の運用を取り組めていくのが12球団共通の認識だ」と話しています。