大坂なおみ 全豪オープン 1回戦 ロシアの選手にストレート勝ち

テニスの大坂なおみ選手が、8日に開幕した全豪オープンの1回戦でロシアの選手にストレート勝ちし、2年ぶり2回目の優勝に向けて好スタートを切りました。

今シーズン最初のテニスの四大大会、全豪オープンは8日、オーストラリアのメルボルンで開幕しました。

世界ランキング3位の大坂選手は、決勝戦など注目の試合が行われるセンターコートの第1試合で世界39位でロシアのアナスターシャ・パブリウチェンコワ選手と対戦しました。

試合は大坂選手が第1セット、コースを突いた鋭いショットを織り交ぜてペースをつかむと相手のサービスゲームをすべてブレークするなど優位に試合を進め6-1で取りました。

第2セットも大坂選手は精度の高いバックハンドでポイントを重ねるなど相手を圧倒して流れを渡さず6-2で取り、セットカウント2対0のストレート勝ちで2年ぶり2回目の優勝に向けて好スタートを切りました。

大坂選手は試合後のインタビューで「手ごわい選手だと分かっていたので、とにかく相手を動かさないといけないと思い、ショットに角度をつけることを意識した。リターンもよかったと思う」と笑顔で話していました。

今回の全豪オープンは出場を予定していた70人余りの選手が、オーストラリア入りした際、飛行機に新型コロナウイルスの陽性者が同乗していたとして2週間にわたり外での練習が許可されず、一部の選手から事前の調整に差があり公平ではないなどの声もあがる中での開催となっています。

全豪オープン 感染対策でラケットにも細心の注意

今回の全豪オープンは、地元の州政府が感染拡大防止を最優先する姿勢をとるなどしていることから大会主催者も徹底した感染対策を打ち出しています。

選手たちが入国した際に同乗した飛行機に陽性者がいた場合、2週間の隔離期間中に外での練習を許可しないといった事前の対策もその1つです。

また、大会期間中は観客の延べ人数を39万人と前年の半数に抑えるほか、試合会場を3つのゾーンに分けてそれぞれのゾーンごとに観客数を制限して密にならないようにしています。

また試合中は線審を置かないなどコート上の対策も取られています。

さらに、選手が使うラケットにも細心の注意が払われています。

選手のラケットにガットを張る担当者、ストリンガーは、ガットを張る作業を行ったあと選手や関係者にラケットを渡す際には手袋を着用しています。

また、選手が握るグリップの部分にラップを巻いたうえで、ラケット1本1本を丁寧に拭いて消毒しています。