宣言延長決定後 初の週末 「人出変化 実感できない」声も 東京

緊急事態宣言の延長が決まってから最初の週末、東京では、1日の感染者数が1000人を下回る状態が続いていますが、都内では、人出の変化はあまり実感できないといった声も聞かれました。

政府が緊急事態宣言の延長を決めてから、初めての週末、東京・新宿では、多くの買い物客などが行き交っていました。

通院のため訪れたという27歳の女性は「電車の混み具合も以前とあまり変わらず、街中の様子に大きな変化は感じられません。緊急事態宣言に慣れてきている感覚もあるのではないかと思います」と話していました。

友人に会いに来た27歳の男性は「飲食店の営業時間が短縮され、閉店間際に混雑することが多いので、日中に利用しに来ました。対策を徹底している店が増えていると思います。ただ、閉店した店も見かけるようになってきて、経済の先行きも大変だと感じます」と話していました。

1人で買い物に来たという70代の男性は「去年の春から、同窓会ができていないので、また、友人たちと会えるようになってほしい。ワクチンに期待しています。副反応も心配なので、安心して摂取できるように情報提供をしてもらいたい」と話していました。