新型コロナ 11都府県の6指標の状況(2月2日現在)

政府の分科会は感染状況を示す4つのステージのうち、どのステージにあるか判断するための指標として、「病床のひっ迫具合」、「療養者数」、「PCR検査の陽性率」、「新規感染者数」、「直近1週間と前の週の感染者数の比較」、「感染経路が不明な人の割合」の6つを挙げています。
内閣官房によりますと、今月2日時点で、緊急事態宣言が出た11の都府県では、多くの自治体が複数の指標で最も深刻な「ステージ4」の目安の値を超えています。
なお「病床のひっ迫具合」については、自治体の中にはすぐに受け入れることができる「即応病床数」を元に、国とは異なる値を公表しているところもあります。

病床のひっ迫

まず病床のひっ迫具合です。

病床使用率はステージ3が20%、ステージ4は50%が目安です。

病床全体の使用率は
▼東京都で71%、
▼埼玉県で69%、
▼千葉県で61%、
▼神奈川県で56%、
▼栃木県で43%、
▼愛知県で63%、
▼岐阜県で45%、
▼大阪府で66%、
▼兵庫県で72%、
▼京都府で35%、
▼福岡県で71%です。

このうち重症者用の病床は
▼東京都で113%、
▼埼玉県で36%、
▼千葉県で26%、
▼神奈川県で52%、
▼栃木県で28%、
▼愛知県で43%、
▼岐阜県で22%、
▼大阪府で61%、
▼兵庫県で50%、
▼京都府で36%、
▼福岡県で35%となっています。

療養者数

続いて療養者数は人口10万人当たり、ステージ3が15人、ステージ4は25人が目安です。

▼東京都で77人、
▼埼玉県で53人、
▼千葉県で87人、
▼神奈川県で33人、
▼栃木県で21人、 
▼愛知県で31人、
▼岐阜県で21人、
▼大阪府で51人、
▼兵庫県で33人、
▼京都府で53人、
▼福岡県で42人です。

検査陽性率

最近1週間のPCR検査などの陽性率です。

目安の値はステージ3、ステージ4ともに10%です。

▼東京都で6.6%、
▼埼玉県で4.6%、
▼千葉県で8.4%、
▼神奈川県で9.7%、
▼栃木県で3.3%、
▼愛知県で6.5%、
▼岐阜県で4.2%、
▼大阪府で5.1%、
▼兵庫県で7.5%、
▼京都府で5.7%、
▼福岡県で4.6%となっています。

新規感染者数

人口10万人当たりの新規感染者はステージ3が15人、ステージ4は25人が目安です。

▼東京都で38人、
▼埼玉県で24人、
▼千葉県で30人、
▼神奈川県で26人、
▼栃木県で8人、
▼愛知県で14人、
▼岐阜県で12人、
▼大阪府で23人、
▼兵庫県で19人、
▼京都府で23人、
▼福岡県で19人となっています。

直近1週間と前の週の新規感染者数の比較

直近の1週間と、その前の週の感染者数の比較は、目安の値はステージ3、ステージ4ともに1倍です。

▼東京都で0.69倍、
▼埼玉県で0.75倍、
▼千葉県で0.68倍、
▼神奈川県で0.62倍、
▼栃木県で0.56倍、
▼愛知県で0.72倍、
▼岐阜県で0.70倍、
▼大阪府で0.68倍、
▼兵庫県で0.72倍、
▼京都府で0.72倍、
▼福岡県で0.62倍となっています。

感染経路不明者の割合

最後に感染経路が不明な人の割合です。

目安の値はステージ3、ステージ4ともに50%です。

▼東京都で56%、
▼埼玉県で45%、
▼千葉県で54%、
▼神奈川県で46%、
▼栃木県で35%、
▼愛知県で41%、
▼岐阜県で22%、
▼大阪府で62%、
▼兵庫県で27%、
▼京都府で13%、
▼福岡県で41%でした。