「オンライン さっぽろ雪まつり」の雪像3基が完成 札幌

ことし事実上の中止となった「さっぽろ雪まつり」の代わりとなるイベントが、オンラインで4日から始まります。制作過程をホームページに掲載するため、作られていた雪像が完成しました。

札幌の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ことしは事実上の中止が決まっていて、代わりとなる「オンラインさっぽろ雪まつり」が4日から始まります。

これを前に、ホームページに制作過程を掲載するため、札幌市の羊ヶ丘展望台で、制作が進められていた雪像3基が3日、完成しました。

雪像は北海道大学の前身、札幌農学校の初代教頭を務めた「クラーク博士」と、札幌生まれのバーチャルアイドル「初音ミク」の、冬をイメージしたキャラクター「雪ミク」、それに札幌のご当地キャラクター「ジンギスカンのジンくん」で、いずれも高さが3メートルあります。
実行委員会の山上一心さんは「いままでの雪まつりの歴史を振り返る動画なども、ホームページに掲載されます。雪に関するフォトコンテストも行っているので、皆さんに参加してもらいたい」と話していました。

「オンラインさっぽろ雪まつり」は、4日から今月末まで行われます。