JR東日本 過去最大 2945億円の赤字 9か月間の決算 コロナ影響

JR東日本の先月までの9か月間の決算は、新型コロナウイルスの影響で鉄道の利用者が大幅に減少したことなどから、最終的な損益が2945億円の赤字となり、この時期の決算としては初めての最終赤字となりました。

JR東日本が29日に発表した先月までの9か月間のグループ全体の決算は、
▼売り上げが前の年の同じ時期より42%減って1兆3062億円、
▼最終的な損益は、2945億円の赤字となり、
この時期の決算の発表を始めた2003年度以降で初めての最終赤字になりました。

これは、新型コロナウイルスの影響で鉄道やバスなどの収入が前の年の同じ時期の半分近くまで落ち込んだことや、駅ビルの商業施設やホテルなどの売り上げが大きく減少したことが主な要因です。

また、緊急事態宣言に伴う利用者の減少などをふまえて、ことし3月までの1年間の業績予想をこれまでの4180億円の最終赤字から下方修正し、4500億円となる見通しだとしています。

JR東日本では、役員報酬と従業員の冬のボーナスの減額や、安全に支障のない範囲での設備投資の先送り、それに、ことし3月から首都圏の18の路線で最終電車の時刻を早めるなど経営の効率化を進め今年度中に1000億円程度のコスト削減につなげたいとしています。