アメリカ 国連大使候補「中国の行動は世界の脅威」

アメリカのバイデン大統領から国連大使に指名されたトーマスグリーンフィールド氏は議会の公聴会で、影響力を拡大する中国への対抗を最優先課題と位置づけたうえで、同盟国との連携を強化して対処する方針を示しました。

アメリカの国連大使に指名されているリンダ・トーマスグリーンフィールド元国務次官補は27日、承認に向けた上院外交委員会の公聴会に出席しました。

この中でトーマスグリーンフィールド氏は影響力を拡大する中国について「中国の行動はわれわれの安全、価値観、そして生活を脅かしている。隣人にとって、そして世界にとって脅威になっていることは間違いない」と指摘しました。

そして、国連安全保障理事会など国際機関で中国の影響力に対抗することを「最優先課題だ」と位置づけたうえで、同盟国との連携を強化して中国に対処する方針を示しました。

トーマスグリーンフィールド氏をめぐってはおととし10月、中国語の教育施設「孔子学院」を訪れ、中国に融和的な演説を行っていたと地元メディアが伝えていて、公聴会では与野党の議員から質問が相次ぎました。

これについてトーマスグリーンフィールド氏は「招待を受け入れたことを本当に後悔している」と述べるなど釈明に追われました。