コロナ感染防止対応の救命救急研修会 東京五輪ボランティアに

東京オリンピックの開幕まであと半年足らずとなる中、ボランティアを対象に新型コロナウイルスの感染防止に対応した救命救急の手順を確認する研修会が開かれました。

この研修会は東京オリンピック・パラリンピックの運営を支援する日本財団ボランティアサポートセンターが26日夜オンラインで開いたものです。

研修会には競技会場などで活動する大会ボランティアや観客などを案内する都市ボランティアらおよそ500人が参加しました。

研修会では活動中に傷病者が出た場合のAEDの使用方法や心臓マッサージの方法などを紹介しました。

また、新型コロナウイルスの感染防止のために人工呼吸を行わないことや傷病者の口元にハンカチをかけるなどの注意点についても説明しました。

参加した男性は「開催がどうなっていくのか心配ですが大会の成功に向けて頑張りたいです」と話していました。
研修会を開いた日本財団ボランティアサポートセンターの倉田伸也さんは「不安を抱えているボランティアの気持ちを少しでも後押しできるようこれからも支援していきたい」と話していました。