固定電話から携帯への通話料見直しへ NTT側が新たな料金を設定

NTT東日本と西日本の固定電話から携帯電話に電話をかける際の通話料金が見直されることになりました。総務省の有識者会議は、値下げを促すため携帯電話大手に代わって、NTT側が通話料金を設定するなどとする新たな方針を示しました。

NTT東日本と西日本の固定電話からNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社の携帯電話にかける際の通話料金は、携帯電話側の会社が設定しています。

3分当たりの通話料金は、
▽ソフトバンクの携帯電話にかける場合が120円
▽KDDIが90円
▽NTTドコモが60円で
このうち通話時間に応じた接続料がNTT東日本と西日本に支払われ、残った分が携帯電話各社の収入となっています。

これについて総務省の有識者会議は、固定電話からかけた人が相手先の通信会社を把握していなければ料金が分からないうえ、値下げも進まないとして、携帯電話大手に代わって、NTT東日本と西日本が通話料金を設定するなどとする、新たな方針を示しました。

新規に携帯電話事業に参入した楽天モバイルについては、NTT東日本と西日本が通話料金を設定していて、3分当たり52.5円と大手3社よりも安くなっています。

総務省としては、発信側の会社が通話料金を決めることで、固定電話から携帯電話にかける際の料金の値下げを促したい考えです。