ノートパソコン出荷台数 平成5年以降最多に コロナ影響など

去年、国内で出荷されたノートパソコンの台数は、前の年から一気に25%余り増えて、今の形で統計を取り始めた平成5年以降で最も多くなりました。新型コロナウイルスの影響でテレワークが広がったことや、小中学校へのパソコンの配備が加速したことが要因とみられています。

電機メーカーなどでつくるJEITA=電子情報技術産業協会によりますと、去年、国内で出荷されたパソコンは1045万台と、前の年を7.4%上回り、3年連続で増加しました。

このうち、ノートパソコンは894万5000台と、前の年から一気に25.1%増え、今の形で統計を取り始めた平成5年以降で最も多くなりました。

業界団体は、新型コロナウイルスの影響で、テレワークが急速に広がったことや、小中学校で児童や生徒が使うパソコンの配備が加速したことが主な要因と分析しています。