河井元法相裁判 亀井静香氏秘書が300万円の受領認める

公職選挙法違反の買収の罪に問われている河井克行 元法務大臣の裁判で、亀井静香 元建設大臣の秘書の証人尋問が行われ、一連の現金供与で最高額となる300万円を受け取ったことを認めたうえで、「政界の要人から渡されれば重みがあるので断れない」と証言しました。

元法務大臣の河井克行被告(57)は、妻の案里被告(47)が初当選したおととしの参議院選挙をめぐって、公職選挙法違反の買収の罪に問われ、無罪を主張しています。

25日の裁判では、亀井静香元建設大臣の秘書の証人尋問が行われ、おととし5月と7月の2回、合わせて300万円を受け取ったことを認めました。

検察の起訴内容で河井元大臣が現金を渡したとされている100人の中では最高額です。

秘書は、現金を渡された1回目の状況について、河井元大臣から「企業や団体から締め出されて案里が大変なんです。助けてください」と言われたと証言しました。

また、亀井元大臣も別の機会に河井元大臣から支援を依頼されていて、秘書は亀井元大臣から「おまえができることをやってやれ」と言われていたということです。

そのうえで「長年、秘書として見聞してきたが、当選7回の政界の要人から現金を渡されれば重みがあるので断れない」と証言しました。

去年5月に検察の事情聴取を受ける前に亀井元大臣に現金を受け取ったことを初めて伝えると「ばかもの!」と叱られたということで、秘書は「亀井元大臣にもご迷惑をおかけして申し訳ない」と述べました。