衆院予算委 今年度の第3次補正予算案 26日採決で与野党合意

今年度の第3次補正予算案について、衆議院予算委員会の与野党の筆頭理事が会談し、来週25日と26日の2日間、質疑を行ったうえで、26日のうちに採決を行うことで合意しました。

政府は、今の国会に新型コロナウイルス対策などを盛り込んだ今年度の第3次補正予算案を提出していて、20日午後、衆議院予算委員会の与野党の筆頭理事が国会内で会談し、審議日程を協議しました。

そして、22日に委員会を開いて、予算案の趣旨説明を行ったあと、来週25日と26日の2日間、菅総理大臣とすべての閣僚が出席して質疑を行ったうえで、26日のうちに採決を行うことで合意しました。

また、質問時間は与党に3割、野党に7割の割合で配分することでも合意しました。

一方、野党側が、「桜を見る会」の前日夜の懇親会をめぐる安倍前総理大臣の証人喚問や、収賄の罪で在宅起訴された吉川元農林水産大臣の参考人招致を求めたのに対し、与党側は応じられないという考えを伝えました。