プロ野球 春の1軍キャンプ すべて無観客で開始へ 県の要請受け

来月1日から始まる予定のプロ野球の春のキャンプは、沖縄県内でも県からの要請を受けて当面、観客を入れずに行われることになりました。これで12球団の1軍キャンプは宮崎県と合わせて、すべて無観客でスタートすることになります。

沖縄県内では阪神、中日、DeNA、広島、ヤクルト、ロッテ、楽天、日本ハムの8球団が来月1日から春のキャンプを始めるほか、巨人も来月16日から那覇市で2次キャンプを予定しています。

一方、沖縄県は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて19日、県独自の緊急事態宣言を出したうえでNPB=日本野球機構を通じて各球団に対しキャンプに観客を入れないよう要請すると発表しました。

各球団は19日、オンラインで開かれたプロ野球の実行委員会で地元自治体の方針に従うことを改めて確認しているため、沖縄県内でも県の要請に沿って当面、観客を入れずにキャンプを行うことになりました。

沖縄では石垣島でキャンプを行うロッテが地元自治体と協議の上、観客を入れないことをすでに発表しています。

これで12球団の1軍キャンプは宮崎県と合わせて、すべて無観客でスタートすることになりました。