通常国会きょう召集 菅首相 “予算案や法案成立に全力”

菅総理大臣は18日朝、総理大臣官邸に入る際、記者団に対し、18日召集される通常国会では、新型コロナウイルス対策や脱炭素社会の実現など政権が掲げる政策を実現するため、国民の理解を得ながら予算案や法案の成立に全力をあげる考えを示しました。

この中で菅総理大臣は、18日召集される通常国会について「総理大臣に就任して4か月がたった。新型コロナウイルスの感染対策や不妊治療、待機児童問題、小学校の35人学級への人数の引き下げ、また、グリーンやデジタルといった課題を実現するため全力で取り組んできた」と述べました。

そのうえで「通常国会にはこうした政策を実現するための予算案や法案を提案させていただくので、その場でしっかり説明して国民の理解をいただきたい」と述べました。

また、記者団が17日、外出せずに議員宿舎で過ごしたことについて質問したのに対し、菅総理大臣は「総理大臣に就任して初めての全休だった。きょうの施政方針演説などを、一とおり復唱した」と述べました。