政府 通常国会にコロナ特別措置法改正案など63法案提出へ

来週18日に召集される通常国会で、政府は、新型コロナウイルス対策の実効性を高めるための特別措置法や感染症法の改正案のほか、ことし9月に「デジタル庁」を設置するための法案など、63の法案を提出することになりました。

15日開かれた衆参両院の議院運営委員会の理事会には、政府から官房副長官が出席し、来週18日に召集される通常国会に提出する法案を説明しました。

それによりますと、
▼新型コロナウイルス対策の実効性を高めるための、特別措置法や感染症法の改正案のほか、
▼デジタル化の推進に向けて、ことし9月に「デジタル庁」を設置するための法案など、63の法案を提出する予定だとしています。

政府が通常国会に提出する法案の数としては、会期中に衆議院が解散された場合を除き、これまでで5番目に少なくなる見通しです。

通常国会の会期は6月16日までの150日間で、東京都議会議員選挙や東京オリンピック・パラリンピックなどを控え、会期の延長は難しいという見方が出ていることから、提出する法案を絞り込んだものとみられます。