コンビニ大手3社 9か月間決算 新型コロナ影響で減益

コンビニ大手3社の去年11月までの9か月間の決算は、新型コロナウイルスの影響でいずれも本業のもうけにあたる利益が減少しました。

コンビニ大手3社が発表した去年3月から11月までの9か月間の決算によりますと、本業のもうけにあたる利益は前の年の同じ時期に比べて、
▽ローソンが37.9%減って323億円、
▽ファミリーマートが14.5%減って544億円、
▽セブン‐イレブン・ジャパンが8.3%減って1820億円となりました。

去年8月までの中間決算と比べると、いずれも利益の減少幅は縮小しましたが、新型コロナウイルスの影響による来店客数の減少で厳しい状況が続いています。

各社はいわゆる「巣ごもり」需要を取り込もうと、生鮮食品や冷凍食品の品ぞろえを強化するなどして業績の回復を図る方針です。