中国の新車販売 新型コロナの感染拡大の影響で減少

世界最大の自動車市場、中国の去年1年間の新車の販売台数は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で前の年と比べて1.9%減少しました。このところは回復が続いていて、業界団体は、ことしは販売が増加に転じるとみています。

中国の業界団体の発表によりますと、去年1年間の新車の販売台数は、2531万1000台でした。

これは前の年より1.9%少なく、3年連続の減少になりました。

内訳では、乗用車が2017万8000台と前の年より6%減少した一方、トラックなどの商用車は513万3000台と18.7%の増加でした。

また、電気自動車などの「新エネルギー車」は、136万7000台と前の年より10.9%増え、過去最高になりました。

中国の新車販売は新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに一時、大きく落ち込みました。

ただ、去年4月以降は地方政府による補助金の効果や政府のインフラ投資の拡大を受けて回復に転じていて、業界団体は、ことしは販売台数が4%増え、2600万台を上回ると見込んでいます。

一方、世界的に半導体が不足し、自動車メーカーの間で減産に踏み切る動きが相次いでいることについて、業界団体は「先月から中国でも半導体不足が起きていて、各社に調査したところことし第1四半期に大きな影響が出る可能性がある」と懸念を示しました。