ニホンライチョウ 中央アルプスで復活計画 環境省

絶滅のおそれがあるニホンライチョウについて、環境省は、中央アルプスに別の場所から連れてきた親子を放鳥するなどして復活計画を進めていて、今後、順調に数が増えることが期待されています。

国の特別天然記念物で絶滅のおそれがあるニホンライチョウは、中央アルプスではおよそ半世紀前に絶滅したとされていましたが、3年前にメス1羽が見つかり、環境省が復活計画を進めています。

去年7月には、中央アルプスで見つかったメスにライチョウの人工繁殖を行っている施設から提供された卵8つを温めさせましたが、ふ化したひな5羽の全滅が確認されました。

その後、8月には比較的生息数の多い北アルプスから中央アルプスに19羽の親子をヘリコプターで移して放し、少なくとも12羽は順調に成長しているとみられるということです。

環境省は、5年ほどかけて中央アルプスのライチョウの生息数を100羽まで増やすことを目指していて、放鳥した親子が繁殖し、復活につながることが期待されています。

環境省は、繁殖した親子を外敵から守るため1か月程度ケージに保護して育てることなどを検討していて、来月開かれる会議で今後の計画が決まる予定だということです。