バスケット女子Wリーグ東地区 開催中止 緊急事態宣言受け

バスケットボール女子のWリーグは、新型コロナウイルスの感染拡大で、首都圏の1都3県に緊急事態宣言が出されたことを受けて、9日から今月16日にかけて開催する予定だった東地区の12試合の中止を決めました。

Wリーグは今シーズン、新型コロナウイルスの感染対策として移動による感染リスクを減らすため、12チームを東西6チームずつに分けて戦っています。

リーグは7日、東京など首都圏の1都3県に緊急事態宣言が出されたことを受けて、9日から今月16日にかけて静岡市と東京 大田区で開かれる予定だった、東地区の12試合を中止することを決めました。

静岡は緊急事態宣言の対象地域ではありませんが、ほとんどのチームが1都3県を経由して移動することなどを考慮した結果、中止を決めたということです。

中止になった試合については、可能なかぎり別の日程で実施したいとしていますが、宣言の対象期間によっては無効試合とするとしています。

一方、西地区の試合については現時点では開催を予定していますが、今後の感染拡大の状況に応じて協議するということです。

また、今月24日に都内で予定されているオールスターについても「当初の日程での開催は非常に困難な状況である」としています。