パナソニック 社員向けマスクを一般販売へ 国産で“安心対応”

新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中、大手電機メーカーの「パナソニック」は、社員向けに生産していたマスクを、来週12日から一般向けに販売することになりました。

パナソニックは、去年5月から岡山市にある工場で社員向けに不織布のマスクを生産してきました。

しかし、首都圏の1都3県を対象に緊急事態宣言が出されるなど感染の拡大に歯止めがかからない中、来週12日から一般向けに販売することにしました。

パナソニックのネット通販のサイトで販売し、価格は1箱50枚入りで税込み3278円です。

不織布やゴムひもなどすべて国産の材料を使い、安全・安心を求める顧客の需要に応えたいとしています。

電機メーカーでは、シャープも去年4月からマスクを販売していて、当時、ネットを通じて抽せんの申し込みを受け付けたところ、倍率が100倍を超える申し込みがあり、話題となりました。