大相撲 白鵬所属の宮城野部屋 PCR検査で力士ら全員陰性

日本相撲協会の芝田山広報部長は、新型コロナウイルスに感染した横綱・白鵬が所属する宮城野部屋の力士についてPCR検査の結果、全員が陰性だったことを明らかにしました。

日本相撲協会は今月10日に初日を迎える初場所について新型コロナウイルスの感染拡大を受け6日の夕方で入場券の販売を取りやめた一方、観客を入れての開催を前提に準備を進めています。

相撲協会の芝田山広報部長は6日夕方、報道陣の電話取材に応じ、5日新型コロナウイルスの感染が確認され、入院した横綱・白鵬が所属する宮城野部屋の力士や親方など関係者についてPCR検査の結果、全員が陰性だったことを明らかにしました。

宮城野部屋の力士の初場所の出場については「ちょっとわからない。白鵬と濃厚接触者にあたる可能性がある」と説明したうえで、白鵬の体調について「特に連絡は入っていない。変わらずということだと思う」と話しました。

また相撲協会は初場所の開催に向け、改めて各部屋に感染防止対策の徹底を求める通達を出すということで、芝田山広報部長は「緊急事態宣言が出た中で、何か決めなければいけないことがあれば理事会を開くことになると思う」と今後、必要に応じて臨時の理事会を開く考えを示しました。