バレーボール Vリーグ 緊急事態宣言で今週末の試合を中止に

バレーボールのVリーグは、新型コロナウイルスの感染拡大で首都圏の1都3県に緊急事態宣言が出されることから、8日から1月11日にかけて予定していたすべての試合の中止を決めました。

これは、Vリーグを運営する日本バレーボールリーグ機構が6日、発表しました。

それによりますと、中止されるのは8日から11日の4日間に全国9か所で行われる予定だった1部のV1、2部のV2、3部のV3の男女合わせて33試合です。

試合が予定されていた9か所のうち緊急事態宣言の対象内にあるのは東京 墨田区の1か所だけですが、1都3県に拠点があるチームの移動のリスクなどもあることから、すべての試合の中止を決めたということです。

中止された試合は別の日程での開催を検討していて、1月16日以降に予定されている試合も含めて、緊急事態宣言の内容を踏まえて判断するということです。

日本バレーボールリーグ機構の嶋岡健治会長は「今回は関係者や地域の方々の安全を最優先し判断した。政府や自治体の決定に従いながら、早期の再開と大会成立を目指す」とコメントしています。